メールのセキュリティ対策として、スパムメールやフィッシングメール等の迷惑メール対策が重要視されています。日々増加する迷惑メールは、ウイルス等の脅威を持っている場合もあり、危険にさらされてしまう事もあるためです。そのような背景もあり過度の迷惑メール防止策をとっているプロバイダが多数存在します。
最近の事例では、SPFやDomainkeys等のDNSへの設定を行わなければ大量配信できないプロバイダが増えてきました。特にフリーメールへの受付メール等が届かないなどという事例が増加しています。メールマガジンを発行している会社様で、迷惑メール防止のフィルタにかかりメールが届かない事もあります。そしてそれぞれのプロバイダのガイドラインを守らなければなりません。
メールセキュリティーにより通数を制限されているプロバイダが増えています。そのためメールを送信しても届くのが14時間後ということも珍しくありません。大量に送信するメールマガジンなどは、その対象になりやすい傾向にあるため相手サーバーから通数を制限されることが多くなっています。
それぞれ独自にガイドラインを持っておりメールを送信するために必要なことが技術者でなければできないほど難しい場合がほとんどです。
yahooでは「利用制限は当社の判断で行なう」と発言されていて、また「10通や20通程度ではなく、常識を越えたボリュームのメールが同時に送信されるケースで利用を制限する」とも言っています。
Microsoftはメール送信のポリシーを定めることも提案していて、「迷惑メールに対し、5つの基本方針をもって臨んでいる」とコメントしています。